20周年を迎える9月のライブは、10周年同様スゴイことに。THE HIGH-LOWSから始まり、大江千里、BEGIN、奥田民生、JAYWALK、the pillows、Char、Sparks GO GO/フラワーカンパニーズ/ジァイアントステップ、東京スカパラダイスオーケストラ、石田長生、THE SQUARE・・・。1ヶ月でこれだけのアーティストが集まるライブハウスは、チキンジョージ以外には無いのでは。
この年一番の目玉アーティストは、過激なパフォーマンスで知られる電撃ネットワーク。多種多様?老若男女?(人気若手から大御所まで、みたいな)を意識したブッキングに注目。例えば、ゆらゆら帝国、AJICO、LINDBERG、THE MODS、フラワーカンパニーズ、J&B、brahman、KEMURIなど。「TOYKO ACOUSTIC NITE 2001」では、GIRL POP全盛期のアーティストが多数出演した。
サッカー・ワールドカップが日本と韓国で共同開催された2002年、日本の音楽シーンの主要となるアーティスト達が続々とチキンジョージに出演する。この年メジャーデビューした氣志團や押尾コータロー、CHICKEN GARLIC STEAKなどがチキンジョージ初登場。もちろんベテランも多数出演し、中でも6月に出演した小田和正は、発売したベストアルバムがオリコントータルセールスで4位を記録した。
阪神が18年ぶりにセ・リーグを制したこの年、チキンジョージではインディーズアーティストの活躍が注目された。5月には沖縄出身のHYが初出演、11月にはインディーズ史上初の1stアルバム初登場1位を獲得したロードオブメジャーが出演した。また、4月に出演したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが、同年10月に幕張メッセで約37,000人を動員したライブをもって解散したことも話題になった。
アテネオリンピックが開催され、日本は金メダル史上最多タイの16個を獲得した2004年。ミュージックシーンでは、シングルCDのミリオンセラーが15年ぶりに皆無となった年。音楽配信への移行が進む中、チキンジョージには、MONGOL800や東京事変などCDランキング年間TOP50に入るアーティストが続々と出演。特にORANGE RANGEは最盛期でのチキンジョージ初出演となった。
チキンジョージのホールアルバイトだったDEPAPEPEがアルバム「Let's Go!!!」でメジャーデビューを果たす。震災を乗り越えてきた3代目チキンジョージがこの年で一旦営業終了する。この話を聞きつけたアーティストが続々と3代目ラストのライブに駆けつける。特に11月と12月はビッグネームが目白押し。震災後に再建された3代目チキンジョージとの別れを惜しんだ。
★ 2006年以降のHistoryは順次追加していきます。